さむけ(祥伝社、2016)

夜中26時。しんとした部屋の中で、私は静かに本を閉じた。

「さむけ」

最近どうもイマジネーションが足りない、小説を読まねば!ということで、近所の有隣堂をウロウロしてたら見つけた。

今夏はホラー要素ゼロで過ぎ去ってしまったから、せめて夏の終わりに「さむけ」でも味わってみるか。とはいえ、私のさむけ閾値はかなり高い。有隣堂と私、どっちが勝つかな…(何の勝負)

ハンデをあげようということで、夜中に読み始めてあげた。

それなのに、全体的にあまり怖くなかった。読み終わった直後に電気を消してぐっすり眠れるレベルだった。私の完勝である。

井上雅彦、京極夏彦、倉坂鬼一郎、高橋克彦、多島斗志之、釣巻礼公、新津きよみ、山田宗樹、夢枕獏

ゾクッとしたのは京極夏彦だけかなぁ。これはもう本気で厭な気分になった。 短編でここまで人を不快にさせられるなんて、どんな天才なんだこの人…

あとは展開が読めるか意味不明かのどちらかだった。一気に9人の作家のテイストが分かるから、自分の好みのホラー作家を探したい人にはちょうどいいと思う。

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