
これからの人生に大いに役立ちそうな言葉を15年ぶりに思い出しました!
前倒し
いやはや、こんな言葉がこの世にあること、スッカリ忘れてましたよ。「先延ばし」「ラストスパート」は1日足りとも怠ったことないけど。
著者の中島氏は、マイクロソフト本社でビル・ゲイツと共に働き、Windows95やInternet Explorerの開発に多大な貢献をした人。要するに、鼻血出るほど優秀な人です。そんな人の時間術だから、さぞかし凄まじいことをしているんだろうな〜…と、遠い目をしながら読み始めた。
うん、凄まじいや
朝4時に起きるとか、最初の2割でスタートダッシュして残り8割を流すとか…なんかもう聞いてる(読んでる)だけでクラクラする…レベルが違いすぎ…。なんたって、時間術に目覚めたのは小学生時代だという。中島さんが歩み寄ってくれても、「あなたは違う世界の人なのよぉぉ!」と走り去りたくなる。
でも、そこを我慢して読み進めてほしい! さすが中島さん、凡人でも出来そうなレベルまでスタートダッシュ時間術を簡易化してくれているのです。なんという優しさ…
そんなこんなで無事に本書を読み終えた私は、さっそく「前倒し」なるものにチャレンジしてみた。
帰宅したらまず一休み…をやめて、”どっちにしろやらなきゃいけないこと”をダダダっと済ませる。とっとと片付けをして、とっととお風呂に入る。すると…
あれ、早く寝れるじゃん=早く起きれるじゃん
こんなに簡単に早起き問題が解決するって、今までの苦労は一体何だったんだろう。
「やる気がしない」という理由で先送りしまくっていた仕事も、1.2倍界王拳くらいでそこそこ片付く。時間が余る。じゃぁこれもやっちゃうか。また時間ができる…
どんどん時間が生まれる!快感!
ということで、とりあえず前倒しを試してみるだけでも、この本の効力は十分感じられると思う。2割スタートダッシュも徐々に極めていきたい。赤羽さんのメモ書きと中島さんの前倒しで、日々の悩みの9割は解決するんじゃないかしらん。
よくよく思い出してみたら、小学生時代は前倒し派だったのである。1年かけて終わらせる予定の計算ドリルと漢字ドリルを1週間で終わらせていた。理由は単純、「嫌なことを先延ばししたくないから」。あの頃の私が今の私を見たら、きっと「時間の無駄だよ、何してんの?」とか言うんだろうな〜。それはあまりに情けない。
「自分の時間、ちゃんと楽しんでるよ!」と、子どもに胸を張って言えるように生きたいですね。
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