モバイルボヘミアン(本田直之×四角大輔、2017)

好きな時間に、好きな場所で、好きな仕事に没頭したい。

わたしが毎日考えていることです。働く大人なら、一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか。

本田直之氏と四角大輔氏は、「7つの制約スッキリサッパリ脱しましたけど、何か質問ある?」的な生き方をしている方々です。ノマドという言葉を定着させた人たちでもある。
そんな彼らが次に打ち出す「モバイルボヘミアン」という謎の言葉。彼らはすでに次のフェーズに移行しておりました。

モバイルボヘミアンとは 、仕事のために生きるのではなく 、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら 、旅するように働き 、暮らす 、自由な生き方のこと 。 「自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための方法 」であり 、 「仕事 、表現 、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方 」とも言える 。

なんということでしょう!もはや仕事とプライベートの境目がなくなってしまうのです。

ずーっと仕事してるとも言えるし、ずーっと遊んでいるとも言える。本当に好きな仕事をできているからこその、最高の状態じゃないでしょうか。なんということでしょう!

という感じで、「7つの制約」を読んだときと同じようにワーオ!となったわけだけど、著者のお二人も釘を刺しているように、簡単に実現できる話では全くない。というか、7つの制約すら、脱するにはかなりの覚悟と準備が必要なのだ。

そもそもお二人が言ってるのは「自分で自分の人生をコントロールする」ということだ。自由というのは重〜い責任を背負って初めて実現する。

自由になるのは簡単だけど、稼げるのか、生活できるのかが問題になってくる。

なぜ毎日クサイオヤジだらけの満員電車に乗っては顔をしかめているのか? なぜ毎日職場のデスクであくびを噛み殺しているのか? なぜ毎日15時を過ぎると時計ばっかり見て過ごしているのか?早く辞めてしまえよ、と毎日自分に言い聞かせながら辞められずにいるのは、他でもない、「生活できるか不安だから」だ。
それでも二人の生活に憧れてしまうのは、今の生活を何十年も続けていくのは無理だと確信しているからだ。これから70年間、妥協し続けるのは無理だと確信しているからだ。

「モバイルボヘミアン最高!」「この働き方が絶対いい!」みたいな押し付けがましさは、相変わらずゼロだった。そりゃそうだ、読者が自分で決めることだから。

いつかどこかで本田さんと四角さんに出会ったら、「モバイルボヘミアンのお陰で自由になれました」と伝えられるようになっていたいなぁ。

って、かなりクサイことを言ってしまった。とりあえず早く辞めよう(笑)

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