CAPTIVATE 最強の人間関係術(Vanessa Van Edwards, 2018)

元コミュ障によるコミュ障のための最強コミュニケーション術!

いや〜4月ですね。出会いの季節ですね。私のような人見知りにとっては死ぬほどつらい季節ですね!

思い返すと、いちばんつらかったのは高校の入学式。
体に馴染まない新品の制服を着てソワソワ。知り合いがひとりもいなくてただでさえ居心地悪いのに、教室に入ったらすでに派手グループがワイワイしていて、すぐに人と打ち解けられない自分が残念すぎて、「もうおうちに帰りたい」。

時が過ぎオトナになって、「出会い」という第一関門は突破できるようになったものの、第二関門「仲良くなる」ができない…!

この人とほんとに仲良くなりたいのか?! というか出会う人みんなと仲良くなるべきなの?! 仲良いってどういうこと?!ってな感じで、自分が何をしたいのか見失う始末。

でも、程度の差こそあっても、大半の人が抱いたことある悩みなんじゃないかと思う。だって、ハウツー本もたくさん出てるし、ネットでもよく記事になってるじゃん。

そんな悩める子羊による、子羊のための決定版がこれ。

著者のヴァネッサも昔は子羊だったというから心強い。
周囲に馴染めず苦しい子ども時代を送り、克服するために色んな情報を集めまくり、ついにはScience of  Peopleを立ち上げてしまったという気持ちの強さ!

もともと出来なかった人視点だから、かゆいところに手が届くパーフェクト・ガイドブックとなっております。

わたしが「だから違和感があったのか!」と膝を打ったのは、「あなたが本当に仲良くなりたい人にだけやりましょう」という一言。

つまり私、この本で言うところの「関係性を深める段階」でのオススメメソッド(例えば失敗や弱みを明かすこと)を、会って間もない、しかも大して興味のない相手にもやるべきと勘違いしていたのです。
でも、本心では「この人相手にそんなことしたくないっ」と思っているから行動には移せない。かと言って、他に何をすればいいのか分からない。ていうか、この人とそんなに仲良くならなきゃダメ?! なぜ?!という、答えの出ない問答を頭の中で繰り返す。だから疲れるんですね。

人間関係には深さのレベルがあるって頭では分かっているのに、ついつい焦って忘れてしまう。
それを「仲良くなりたくないならやらないで」という注意書きで思い出させてくれたヴァネッサ。まさに救いの一声!

人間関係って難しいし面倒だけど、この本でポイントを押さえれば、もっと気楽で楽しいものになると思う。

なぜか思うような人間関係ができない…という人は必読の一冊。

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