貴志祐介「硝子のハンマー」

相変らず、貴志氏は凄かった…!

貴志氏は取材魔らしいが、そうでないとこんな細かい描写は書けないだろうと思う。貴志氏の小説を読むたび、この人は専門家なんだろうかと思う。東野圭吾とかに足りないのは、この徹底的な裏づけじゃないかと思う。内容の濃さが全然違う。

今回は、防犯システムについての描写が凄かった。確かに防犯システムについて説明してるんだけど、説明してるように思わせないところが凄い。他の人が同じようにしようと思って無理だと思う。絶対、専門書みたいな味気ない文章になると思う。

主人公の女性弁護士と探偵役の男が、人間的に正反対で面白かった。弁護士は、いかにも女って性格で感情的だった。そして、すごく正義感が強い。探偵は、クールで感情を表に出さないタイプ。理屈っぽいけど、心の中では意外に情熱的な男だった。

あーほんとに!すっごく面白かった!トリックも凄かったし!大満足!

★他の貴志祐介に関する記事★
極悪鳥になる夢を見る(2013)
鍵のかかった部屋(2011)
悪の教典(2010)
狐火の家(2008)
新世界より(2008)

コメント

タイトルとURLをコピーしました