
あー読むのに時間がかかってしまった!とっても面白かった。
この本には5編掲載されている。
- 双生児(1924)
- 一人二役(1925)
- ぺてん師と空気男(1959)
- 百面相役者(1925)
- 一寸法師(1926)
どれも乱歩らしい不気味さがあって、久しぶりに乱歩の世界に浸った。なんと言っても一寸法師!私の大好きな明智小五郎!!!小学生のときに惚れて以来、ずっと好き。
すごく残虐な事件のはずなのに、「不気味」の範囲にとどまっているのが凄い。文体が全体的に落ち着いているからかなぁ。それとも明智が飄々としているからか…とにかく、江戸川乱歩は面白い。はずれなし!
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