ゴミ清掃から見えるものは?「このゴミは収集できません」感想

少し前に伊集院光がオススメしていて、ずっと気になっていた本。
電子書籍が出たので、さっそく読んでみました!

著者概要

マシンガンズ 滝沢秀一(たきざわ しゅういち)

1976年東京都足立区生まれ。
1998年からお笑いコンビ・マシンガンズとして活動。2012年から副業として清掃作業員の仕事を始め、仕事での出来事をTwitterに投稿していたところ話題に。2014年には「かごめかごめ」で小説家デビューも果たしている。

作品概要

このゴミは収集できません

発行:白夜書房、2018年
ジャンル:エッセー
メモ:お笑い芸人がゴミ清掃で発掘したゴミ学。定収入を得るためにゴミ清掃員を始めたお笑い芸人、マシンガンズ・滝沢秀一の人気ツイートが、イラストや書き下ろしのエッセイを大幅に加えて、待望の書籍化!
ゴミから見る格差社会や、ゴミ清掃員おすすめの物件、ゴミ清掃業界のとび抜けた人材など、読めば、あなたのゴミに対する意識が変わるはず。

1章 ゴミ清掃員はつぶやく
2章 ゴミ清掃員プロファイラー
3章 ゴミ清掃員、嘘に翻弄される
4章 事件です!! ゴミ清掃員
5章 ゴミ清掃員、格差を斬る
6章 ゴミ清掃員のおすすめ物件
7章 ゴミ清掃員の花鳥風月!?
8章 ゴミ清掃員の一日
9章 ゴミ清掃員とゆかいな仲間たち
10章 ゴミ清掃員、無法者を取り締まる
11章 私、ゴミ清掃員が日本の未来に物申します

“ゴミ兄さん”滝沢が明かす清掃作業員の実態、そして日本のゴミ事情

おもしろい本でした!オススメです!

売れてないとはいえさすが芸人、文章が面白い。
「はじめに」で描かれる清掃作業員を始めた経緯からして、ガッチリ掴まれました。
大学は文学部で、小説もコツコツ書き溜めているという滝沢氏。Twitterでブレイクするにはセンスがいるし、文才があったんですねぇ。

ゴミからプロファイリングできるようになったとか、ゴミ捨て場を見れば地域のことが分かるとか、清掃作業員ならではの面白エピソードがたっぷり。
街のことをいちばんよく知っているのは、警察でも役所の職員でもなくて、実は清掃作業員なのでは…。

いちばん「へー!」となったのは、金持ちのゴミの出し方
ドラマやらマスゴミやらでは、もっぱら性格悪くて利己的なようにしか描かれていない金持ち。でも、分別やリサイクルに責任をもっているのは、やっぱり金持ちが多いんですね〜。

金持ちかそうじゃないかというよりは、社会や地域に対する責任感をちゃんと持っているかってのが重要な気がします。
ゴミを通じてそれを判断できるとは…清掃作業員恐るべし!!

ゴミ不足(⁈)のスウェーデンに学べ日本!

この本の良いところは、おだやかに、でもしっかりと意識改革を促しているところです。

ゴミを減らすことに対する意識が少しずつ高まってきた日本。
わたしも完璧ではないけど、マイバッグを使うのでビニール袋をもらう機会はかなり減ったし、分別リサイクルはちゃんとしてます。
ビニール袋を有料化したスーパーも結構あるし、缶や瓶のリサイクルはもちろん、ペットボトルのリサイクルも定着してると思う。

が、東京のゴミ埋立地、あと50年で使えなくなるらしい。
使えなくなったらどうすんの⁈って、具体的な解決策はまだないそうです。

ゴミって燃やせばなくなるわけではない。可燃ゴミは灰となって残り続けます。不燃ゴミはもちろん、粉砕されるだけなので残り続ける。
そう考えると、スマホのような小型家電をリサイクルするのもめちゃくちゃ大事ですよね!

ちなみに、日本人は1人あたりのゴミ排出量が世界でダントツ1位という、すごくダサい状況。
それに対してゴミ対策の先進国スウェーデンは、100年前から課題に取り組み続け、今ではエネルギーに変えるために燃やすゴミが不足しているとのこと。どういう状況⁈(笑)
でも、ゴミが少ない国なんてめちゃくちゃカッコいい!!

今すぐにスウェーデンにはなれないけど、この本がきっかけになって分別・リサイクルが徹底されるようになればいいなぁと思います。

まとめ

ニオイだけでも大変そうなのに、なぜか駆け足でさらに大変そうな清掃作業員の方々。
街をキレイに保つために、文字通り汗水流して働いてくださってるんだとよく分かりました。

滝沢氏のインタビューを読むと、分別されてないゴミを処理するためには多額の税金がかかることが分かります。
「1つくらいなら大丈夫だろう」もダメなんだと肝に銘じました!

マシンガンズ滝沢が「ゴミ清掃員」の日常を綴る──『このゴミは収集できません』著者インタビュー
「ゴミ清掃員」の日常を赤裸々に綴ったエッセイ本、『このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~』今、SNSを中心に大きな話題となっています。著者であるマシンガンズ・滝沢秀一さんに、本の裏話や気になるゴミ清掃の世界についてお聞きしました。

この本を楽しんだあとは、周りの人たちに勧めましょう!
目指せスウェーデン!

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