君はどこにでも行ける(堀江貴文、2016)

冷房の効いたマクドナルドでアイスコーヒーを飲む。

何年前からか、ファストフードとコンビニの店員はほとんど外国人になった。話すことが決まっているから働きやすいんだろう。

都内はどこも外国人観光客で溢れ返っている。高級ホテルの周りでは、様々な人種のお金持ってそうな人たちが楽しそうに闊歩している。朝の通勤ラッシュのときは、電車からゾロゾロと出てきて無言でエスカレーターに向かう大量の日本人の黒い(暗い)かたまりを、外国人観光客がビックリして笑いながら撮影する。

日本の栄華はとっくに過ぎ去った。普通に生活していたって、それくらいのことは分かる。
でも、海外が今どうなってるのかはよく知らないなぁ。

この本では、ホリエモンから見て海外の現状がどんな感じなのか、かなり多くのページが割かれている。

出所してから28カ国58都市を巡り、しかも観光だけじゃなくビジネスも兼ねてるんだから、わたしみたいな一般人が普通に観光に行っただけじゃ気付かないことばかり。ビジネス情報が満載なのはもちろんだけど、遊びやグルメの話も豊富でめちゃくちゃ面白い!

読み進めていくと、「日本にいて大丈夫かな」「海外に出たほうがいいのかな」なんて悩みは愚問だなと思い始める。海外に行くのは手段であって目的じゃない。そういう意味で、「日本にいようが海外に出ようがどうだっていい」のだ。

自分のしたいことは何で、それを実現できる場所はどこなのか。もっと言えば、単純にどこに行って何をして何を見たいのかでいい。帰りたいときに日本に帰ってくればいい。これからどんどんボーダーレスになっていくんだと思うと、なんだか気が楽になった。
ホリエモンの「どうだっていい」には愛を感じる。ないかもしれないけど、たぶんある。だって、「時間は命なのに、そんなくだらない悩みで時間潰してていいの?」なんて、言ってくれる人はほとんどいない。

あのマックの店員さんは東南アジアのどこかから来たんだろう。東南アジアはタイしか行ったことがない。次はどこに行こう?

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